2カ所目の「芹川の田の神」です。
1カ所目の「芹川の田の神」から南へ1km程行った道路脇の祠に、2カ所目の「芹川の田の神」がいらっしゃいます。
宮崎県の田の神さぁ 芹川の田の神 小林市南西方芹川
「芹川の田の神」の詳細
建立年:不詳
型分類:僧型
形態:座位
像高:69cm
像幅:47cm
持ち物:笠を被り、右手にメシゲ左手膝の上置く。
彩色:衣はベンガラ色
標高:331m
宮崎県の田の神さぁ 芹川の田の神 小林市南西方芹川
「田の神さぁ」とは・・・
田の神は、冬は山の神となり、春は里におりて田の神となって田を守り、豊作をもたらすと信じられています。
「田の神」信仰は、全国的な民俗行事として古来から農村に浸透していますが、「田の神」を石に刻み(田の神石像)豊作を祈願する風習は、18世紀初めに始まる薩摩藩独特の文化です。
霧島の噴火や天災などが原因で、農家にとって大変厳しい時代でしたが、江戸時代からの赤字経済を立て直すため、薩摩藩では少しでも収穫を増やそうと、稲作を奨励する政策を行っていました。このような中、農民達が霧島の噴火がおさまり豊作に恵まれるようにとの願いを込めて造ったのが田の神像の始まりといわれています。
田の神のことを、「田の神さあ(タノカンサア)」と呼んでいます。
Googleマップ ストリートビュー
プチット押していただけると嬉しいです ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
ランキングにご協力ください。
クリックをお願いしますね♪
- 2020/09/17(木) 18:00:04|
- ┣ 小林市(田の神様)|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0